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ゲーム好きが少し羨ましい

息子はゲームに、アニメにと毎日忙しそうにしています。「ゲームばっかりするな」と注意するべき立場ですが、ゲームがきっかけで仲良くなっている姿を見て、少し羨ましいと思っている自分がいます。

私は小さい頃からアニメや漫画、ゲームに全く興味を示さず、小学校の頃は他の友達が家の中でゲーム(当時はファミコン全盛期だった)を始めると、1人で外をウロウロしたりしていました。

ラジオ、無線、コンピュータが大好きなインドア派ですので、外での遊びといえば、走り回ったり、自転車に乗ったりするくらいのものでしたが、それでもファミコンよりは外にいる方が楽しかったのです。そして、そのことを当時は気にもしていませんでした。

十数年後、私は社会人になりました。そして、周囲がゲームや漫画、アニメの話題で盛り上がっている中、小学生の頃と変わらず、「上の空」な自分がいます。すぐに顔に出てしまう性分なので、いつも周囲の人に申し訳ないと思っています。

ゲームやアニメの話題が万国共通・世代に限定されないコミュニケーション・ツールであることを思うと、息子にはゲームばかりするな、とは言い切れない自分がいるのです。